富士の響 - 富士山写真・壁紙・スクリーンセーバー -

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撮影者プロフィール

  • ・氏名:中津川 勇(なかつがわ いさむ)
  • ・生年:1925年生まれ
  • ・出身:神奈川県横須賀市
  • ・写真歴:60年以上(富士山写真は約20年)
  • ・入選歴:二科展、NHK富士山写真展など

写真そして富士山との出会い

私は昭和12年、小学校6年生のころから写真に興味を持ちはじめ第二次世界大戦終戦後の昭和21年から自然の移り変わり行く様、朝の静寂や落日の荘厳さにひかれ風景写真を撮り始めました。その後、日本は朝鮮の動乱で多忙をきわめ、私は写真の趣味が生かされ、米国務省野戦情報部赤外線写真研究室に入職いたしましたが、仕事が優先され趣味での写真を撮る暇がなく、米海軍横須賀基地と米厚木基地との掛け持ち勤務が続きました。特殊任務を命じられ、韓国に赤外線写真教育等の出張もありましたが、朝鮮動乱終結後に米軍を退職、数年は写真を離れましたが、若き日に見しあの荘厳雄大な富士山の姿が私の瞼によみがえり、富士山を撮りたいという衝動に駆られました。 古代より多くの人が富士山を信仰の山と崇め、また多くのカメラマンが霊峰富士の魅力に挑戦しその虜になっていますが、 私も多分にもれず横須賀の地から夜討ち朝駆け撮影の日々が続きましたが、気象条件の厳しい富士山ゆえ、何度か空振りで無残にも夢を破られたり、またあるときは大きな自動車事故につながる事が多々あり、悩んだ事もありましたが、闘病生活と闘いながら不自由な体で、あの厳しい富士の撮影に取り組んでいるカメラマンの姿に感銘し、再度富士山の写真撮影に向かって行く事が出来ました。 四季折々の移り変わりゆく優麗なる富士山は、私にとっては最愛の恋人であります。森羅万象の奏でる音に耳を傾け、富士山と語り合い、私なりに秘められた富士山の美を一期一会の心でこれからも健康である限り、撮り続けて行きたいと願っています。 また、写真を通して多くの写友を得て学び、そこに生きがいを感じている今日このごろですが、究極の出会いに巡り合う事は難しく、体調を崩したせいもあり最近では富士山の撮影も控えており、近郊からの富士山を撮っております。また現在では、写真ツアー並びに横須賀で写真の講師をしております。